安室さんの声が特別に好きになったLove Story

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2018/09/04 22:37

2018年9月4日
誰かのファンになる時、いろいろな要素がある中で声を好きになることは最も最初に来ることが多い。歌手を好きになっているわけだから要素として声があるのは当たり前なのだが、声が特別に好きだとはっきりと思ったのはLove Storyだった。

それまでに聴いてきた安室さんの声はざっくり分類すると、可愛らしい声とかっこいい声の2つだったのが、Love Storyはその2つに分類されなかったしそれまで聴いてきたどの曲の声にも似ていなかった。昔から低いトーンの声の人が好きという傾向があって、そちら側の印象を感じたことがLove Storyが他の曲とはやや異なる位置に今もずっといる要因。

たくさんの曲を聞いた今となると、Love Storyよりもやや前に発売されたTempestのサビも同じような印象を持っている。

力強く芯のある声。
2012年の20周年ドームツアーでは威厳が最も高い深みのある声から徐々に馴染み深い安室さんの可愛い（女性らしいが適切なのかな）声とミックスされるようになっていった。

現時点でLove Storyは以下の種類の音源が存在する。

CD音源：2種
2011年シングル
2017年アルバム「Finally」

ライブ音源：10種
2012年 20周年5大ドームツアー
2013年 FEELツアー
2014年 LIVE STYLE 2014
2016-2017年 LIVE STYLE 2016-2017
2018年 Finallyツアー x 6（名古屋、福岡、札幌、大阪、5月東京、東京ファイナル）

※厳密言うとWOWOWで放送された福岡公演があるので7つなのだが、発売された福岡公演と同一、もしくは別日なのか不明
※初披露は2011年のLIVE STYLE 2011の後半。残念ながらライブ映像には収録されていないが、当時放送されたニュース番組がYoutubeに残っているかも。

Finallyのツアーの音源はあまり聴いていないから、これから聴き比べの時間を持てることになるのだが、その頃にはもう安室さんはいないし、共感を持つことができなかったLove Storyの歌詞が引退を知ってから自分と安室さんの物語のようになってしまい、無駄に悲しくなってしまう。声を聴きたい曲は感情移入は極力したくない。

Love Storyが特別な理由が他にもある。
基本的に好きになる曲は、外国語を除き歌詞もメロディーもどちらも好きなものがもっとも好きになる傾向にあるのに、Love Storyは例外で、歌詞について全く共感していないこと。稀なシチュエーションすぎて共感しにくいと思っていて（のはずだったのに・・・）、自分とは別の物語として聴いたとしても好きな方向性ではない。
でも、実際は聴いていると歌詞の世界観は全く耳というか脳の入ってきていなくて、どの言葉をとっても安室さんの声の響きに聴き入ってしまう。意味を認識しているけどすぐに過ぎ去っていってしまうから結局言葉としての意味をなしていない。ただ、音として聴いているという感覚に近い。こんな形で聴く日本語の曲は、他の歌手の楽曲を入れてもLove Storyぐらいしかない。

ほかにもLove Storyの好きとこはたくさんあるのだけれども、なんせ好きなのは声だから言葉にするのはとても難しくて、曲を聴き比べしながら、ライブ映像を見ながら、こっちのここが好き。こっちのここがこう好き、というのでないと説明ができなくて、ずっとブログに書こうと思っても書けなかった理由だった。

書きながらずっと聴いてる。
特に好きなフレーズが来ると手を止めて目を閉じる。
こんな風に聴くとはわりと涙は出てこない。安室さんの引退と安室さんの音楽は別物とちゃんと分けれたことはこの1年の功績といってもいい。

今、2011年に発売されたときの声を聴いていたら、強すぎる印象を受けたから、2017年Finallyに切り替えたら、こちらの声はとてもとても柔らかい。FinallyのLove Storyを初めて聴いたときに今までと異なる箇所に気づいたのが、2番のサビ「誰を見つめても誰と過ごしても」声のトーン。ここから今までに登場しなかったように思う明るい印象の声に感じた。それから何度も何度も聴き比べをしていって、あんなに好きだった2011年のLove Storyがあっさりと2017年のLove Storyに抜かれてしまい、歴代Love Storyの中で1番好き。

1週間前に発売になったライブ映像6つバージョンを、見比べながら見ているためLove Storyにまだ行けていない。沖縄行く前までにはきっと見れるよね。

そういえば、今日9/15の前夜祭の当落日だったのをすっかり忘れていたから見に行ったら、ご用意できなかったって。でも見た時全く落胆しなかったのでよかった。音漏れもおそらく行かないつもりだけど、外でライブビューイングするとか言われたら行こうかな。

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ライブレポからもコメントとってくればよかったなぁ…。
FEELやLS2014のときにやたら下手っぴを連呼していたり、たまに上手くて感動していたり文句も多かったラブストだけど大好きなものこそ文句が多く出るものだ。