7月17日に平野啓一郎さんの最新刊「「カッコいい」とは何か。」が発売される。
この本を知るきっかけになったのは、編集者の佐渡島庸平さんのnoteだった。
「おもしろい」は消費されるが、「カッコいい」は時代を超える。|佐渡島庸平/コルク代表
人は何かに憧れることによって、もっと先に行こうと思って努力ができる。だから、憧れとは何かを解き明かしたいと。憧れについて思考を深めていくなかで、「カッコいい」と思うから憧れるということがわかってきた。
そう。まさにこの言葉通りだ。
かっこいいから始まった安室さんへの想いはいつの日か憧れに代わり、憧れて得たものはとてつもなく大きなものばかりだった。
30歳後半で初めて人に憧れるという感覚を知り、その気持ちをもっと早くに知りたかったなとちょっと思ったりもした。
「カッコいい」は時代を超えるからこそ、安室さんは25年間幅広い層で支持されてきた所以なのだろう。
おそらくこれからもずっと安室さんのことを「カッコいい」と何度でも言い続けると思う。どんなカッコいい製品が出てカッコいいと言ったとしても、安室さん以上にカッコいい人もモノも見たことない。私のカッコいいNo.1は安室奈美恵さん。
でも、「カッコいい」ってなんだろう。
ずっと知りたい問いだった。発売された熟読するぞ。
新書『「カッコいい」とは何か』|はじめに||平野 啓一郎|note