気づいたらツアー10日前だったよ!
実はさぁ1週間前ぐらいにインフルエンザB型と診断されてしまって、数日間高熱と頭痛にうなされていたのですよね。で、気づいたらツアー10日前にワープしてきちゃったって感じ。
今回で最後となってしまうツアー初日までのカウントダウン。今回は素敵なロゴがあるのでそちらを拝借し、好きなライブパフォーマンスのシーンを使って画像を作って行こうと思う。
まずは10日前の今日は2008年から2009年に行われたBEST FICTIONのオープニング曲であるDo Me More。
2009年の冬、コンビニで流れたSay the wordがきっかけで安室さんに興味を持ち始め、初めてお目にかかったライブ映像がこのDo Me Moreで、圧倒的なカッコよさに度肝を抜かれ、あの吸引力ったらほんと凄かった。心を鷲掴みにされたもんね。この映像を見てからぜっっっっっったいにライブに行きたいと思い、でもファンクラブに入らないとライブ行けなさそうだったので、数日後にすぐにファンクラブに入会。
その後初めてライブに行ったのが丸1年後で、その間毎日のようにBEST FICTIONを見ていた。
物凄っごいカット割りの速さで、ピンぼけ多発のBEST FICTION。特にDo Me Moreの編集はBEST FICTIONのなかで上位に君臨するぼやぼや具合で、にも関わらず何故このライブ映像に魅了されちゃったんだろうかというと、それはツアータイトルにもなっている「BEST FICTION」という言葉と、Do Me Moreの歌詞に起因する。
甘い香り誘われて来たの?
パンくず探して迷っていたの?
目を閉じても消えないFantasy
夢-現実 境目なんて曖昧に
Bass Line がこの世界では案内人
怪しくてほら煌めくR&Me
最高傑作な創作物であるこのスペシャルドリーミンワールドに、うっかり足を踏み入れちゃった私が目にしたのは、それはそれは美しい眩いQueenの姿で、そのQueenの姿をお前ごときがまともに凝視できると思ったら大間違いだ。心して見ろ。という天からの言葉を受け取ってしまったが故に、あ、はいそうですよね。簡単にこんな美しい人を見せてくれるわけ無いですよね、はい、わかりました。頑張ります。という気持ちでBEST FICTIONと接していたのが出発地点。
実際はどうだったのか知る由もないけど、そういう編集意図だという風に捉えたことによって、BEST FICTIONの世界観に浸ることができたんだと思う。
あれから数年が経過し、安室さんのアレが見たいコレが見たいという大体の欲求を把握した今となると、見たいところを見せてくれない不満感を拭えないところは多々あり、やっぱり顔見せてよ!!!などとなるけど、それでもこんなカット割りが速くぼやぼや映像ばかりのBEST FICTIONが他のライブ映像よりも好きな理由がある。
それは、BEST FICTIONは遠目のカットでも目の表情を確実に抑えていることや、曲ごとに編集を明らかに変えていて、NEW LOOKやHello、Put 'Em Upなどカットの長さをゆっくり目に編集し、安室さんの表情・ダンスの見どころをきっちり抑えている曲もたくさんある。
逆にLuvotomyやIt's all about youはカット割りが速く目がチカチカしちゃって次に進めなくなるぐらいのダメージを受けるからアレはやばいよね。とはいえ、眼力と安室さんのギリギリ感が凄まじいから、あれがゆっくり目の編集だったならばあそこまでの気迫は伝わってこなかったんじゃないかなとも思う。
速すぎるカット割りの間の数コマに安室さんの目のカットが紛れ込んで残像として脳内に思いっきり焼き付く。
例えばこことか。
この辺って1秒もない一コマなんだけど、シーンが切り替わる直前が多くて、その場合に残像として脳内に残ることが多い。こういうのがすこぶる大好き。
この記事を書くために、数分のライブ映像を何度の眺めているわけだが、ほんの1,2秒のカットに対してあーだこーだ言いたすぎて困る。
例えばオープニングの幕が開き、Queenの椅子に鎮座する安室さんがほんのちょっと首を動かすところだけでめっっっちゃくちゃかっこいいじゃん。
— 安室奈美恵 百科事典 (@amupedia) 2018年2月7日
それとか、ここめっちゃ速いからちょっと速度を遅めにしてるんだけど、
— 安室奈美恵 百科事典 (@amupedia) 2018年2月7日
安室さんが足を組み替える瞬間に次の何が起こるかカメラマンが予測をしてぐっと右にパンして脚を捉える。この臨場感がたまらなく好き。
こんな瞬間がDo Me MoreだけでなくBEST FICTIONすべての曲の中にあるから、見始めると最後まですんなり見れなくて途中で疲れてやめてしまうのよね。目がチカチカするし。
Do Me Moreにはたくさんの好きな要素があるなか、何が一番好きかと言えば、1人のシーンのときに観客の大声援を一手に受けるスーパースター感のカッコ良さなのかもしれない。