先日、GoogleのAIが見た夢が公開されてて、残念ながらその中には電気羊はいなかったとか。
ここのブログのタイトル「Twitterボットはディーバの夢を見るか」は、フィリップ・K・ディックのSF小説の「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」のタイトルを引用してつけました。映画「ブレードランナー」の原作となった本です。
夢を見るか、という疑問の終わり方がとても好きでこのタイトルにしたのですが、ブログを書き始めてから数年経ち振り返ってみると、夢と現実をフラフラ行き来しているようなものを綴れているような気がしてとても気に入っています。
AIの夢が公開されたということなので私も「_genic」に見た夢、曲を聴いたときに思い浮かんだイメージや願望などについて話をしていきたいと思います。
Photogenic
ティザー映像とともに聞いちゃっているからあんまり想像できる映像はなくて、音楽のイメージよりもライブの演出を想像。
シャッター音とともに会場中からステージ向かって大量のストロボがたかれる中登場する安室奈美恵。
どんなシチュエーションにしろ、安室奈美恵がステージに登場するってことを想像するだけで思考停止。至高。
I'm ready baby,
I'm here now
想像しただけで震える…うぉおおおお!
安室さんこれ1曲目ですよね。ゲッタの曲が1曲目でもいいかもとか安室さん言ってたけどほんとヤメテぇええええ!
ゲッタの曲がオープニングだったとしたら、冒頭安室さん全然見えず声だけ聞こえててサビになったら登場ってのも考えてみたけどムリ、絶対に無理。
「準備できてるわよベイビー。私はここよ」なんてセリフが似合うのは1曲目しかないです。
それとは別に、カメラのシャッター音を聴くと昔よく写真を撮りに歩いてたことや、ファインダー越しに眺める人の顔が思い浮かぶ。
Time Has Come
視聴の時に、「疲れ切ったこんな町嫌だ!(私が訳したものなので歌詞カードとは違う)」や「ホライズン」の歌詞とメロディーの疾走感から、荒野にある町とそこから地平線へと伸びる一本のながーい道を走り抜けるってのが思い浮かんだ。それはどこだろーって思ったらあれあれ、「ルート66」
アメリカの東西をつなぐ幹線道路で文化発祥の地とも言われている。ここじゃないどこかへの代名詞と言ったらルート66。
ルート66系の映画だとバクダッドカフェが好き。(検索してたら本物のバグダッド・カフェが出てきたー。映画見たくなってきた。ルート66の景色もあるのでご参考程度に。 目惚れしたRoute66 - 大人の夏休み)
荒野の中どこまでも伸びるルート66を、セザワで登場するクラシックカーで仲間と一緒にすっ飛ばしてるイメージでテルマ&ルイーズっぽくもあるし、なみーが1人でかっとばしててもかっこいい。(最近運転は如何なんですかね)大好きな美メロの前で歌詞にあるようにボリュームのつまみを上げる仕草されたらたまらない。
この歌でとても印象的なのは、疾走感あるメロディ・挑発的な歌詞・コーラスの美しさで、セイワ!セイワ!セイワ!(は?え?何よ!)、って何度も言われて何もしてないのに、いえ、なんでもないですすいません。って言いたくなるぐらいで、極めつけ文句ある?言われるから、((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
とはいえ、聞いてる時に毎回そんなこと思ってるわけじゃないけど、そんな挑発的な歌詞を疾走感あふれるメロディーに乗せて歌ってる裏側では優しさあふれるコーラスが流れているこの楽曲って、これから新しい世界へ飛び出そうとする自分を奮い立たせる気持ちと、不安な気持ちを包んでもらいたいという想いが含まれてるように感じるようになってしまって、この箇所を聞くとなんだかいっつも泣きそうになる。
Givin up, givin up baby
Givin up, givin up baby
So let's turn up the radio, it's time to go
We're off to something better
Leave your worries all behind
暫定1位としていたのはScreamだったけど、この箇所の歌声を初めて聞いたときに1位が簡単に入れ替わり、歌詞読んだらさらにイメージが湧いてもっと好きになった。
_genicってこう最初から聞いたときからイメージが湧く楽曲がとても多い。曲の展開がどれもドラマチック。
以前「目を閉じる」ってタイトルでよくNobodyのことを書いていたのは、瞳を閉じて聞くと断片的に映像と歌詞の心情が思い浮かびドラマのように頭のなかを流れるからとても心地よい。
気づいたら、安室さんの楽曲では一部でしか感じられなかったこんな気持ちが今では「目を閉じて聴く、すべての曲」となっていて、どの曲でも目を閉じて聴くのが好きになった。
やや話は変わるけど、安室さんの攻めについて楽曲のクリエイティブで語られることが多い中(公式的に発信しているメディアではそれ以外言えないとは思う)、個人事務所を立ち上げ、初めて発売するアルバムの中にTime Has ComeやBirthdayの楽曲を持ってきて、これってもしかして「そういう意味」と取られてもおかしくないようなやりかたで私たちに示すところで、きっと様々なことがたくさん色々あったんだろうけど、言葉で語らずに楽曲で答えを出す安室さんはやっぱり攻めてると思う。
Golden Touch
最初に聞いたとき、ヒッキ―のトラベリングのMVのようなイメージがあってとてもカラフルな世界。
でも、MV見る前と後でどうもイメージが変わってしまったような気がしてならない。可愛くもありセクシーさがあるようなものを想像してたはずだったんだけど、今はセクシーさってところが全然思い出せない。
歌詞については、和訳は書き起こしたときに1度、英語は1度も見ていない状態でのイメージとなる。
安室さんが森の中をあっち見たりこっち見たりししながら歩いてて、触ったところがぷわーーーーと花が咲いたりして世界がカラフルになっていく感じ。もののけ姫のシシ神さまだね。で、たまにイケメンも出てきて手をつないでスキップしてルンルン。
って書きながらそれはないわ、って思う。
今ではたまに楽しくゴルタチを見てるものの、あの映像のどこかのワンシーンでコレ触るよ♡みたいな仕草をするの安室さんがいたらと思うと悔やまれる。
まさにGolden Touchじゃんこれ!
なみーが何かにタッチしてる写真ないかなーって探してたら最後の会報にあって、金色になってるとかすげー。
なみーが触って変化するギミック装置がライブで来ないかなー。タッチしたときになみーの顔、絶対にカワイイ。
1番嫌なのはアンコールで安室さんが何かをタッチしたら上から風船が下りてくる演出。
風船強奪戦のゴング。
(さぁ、争いたまえ…FIGHT!!!)( ゚д゚)ポカーン
Birthday
解禁されるまでは、ハンゾミの泡パーティをよりゴージャズにセレブリティ感を加えたバブリーなGOOD LIFE的世界観を想像してたんだけど、でも安室さんがそんなバブリーなのやるかな、、、って思ってたらやっぱりやらないよね。
ハンゾミは楽曲・MVともにトップクオリティ。
GOOD LIFEのバブリー感めちゃいいのに安室さんがよそよそしぎるのですよ…。そこがまた好きなんだけども。
って話がそれたけど、今ではBirthdayのMVは世界観を完璧に描いているので特にイメージするものはないです。
It
もうこれはシカゴやバーレスクなどのミュージカルの世界。
最初の冒頭で壁にスポットライトが当たって、ダンサーさんやなみーの影が現れたり
Yeah〜Yeah〜Yeah〜ってところでぱーーーと華やかに明るくなってこんな感じのステージがイイ。
アレギラがメチャかっこよかったのよね。
で、ラヴァラヴァラヴァラヴァのところは横から口元と顎ラインが綺麗に見えるシルエット。片手で頬を軽く覆う仕草を入れても可。
こんな風なやつをシルエットで。
手元に映ってる口のシルエットのアップが見たい。
Scream
Screamを聴き始めのころ冒頭のクラクションの音で、え?私?って振り返っちゃってた。クラクション鳴らされ雄叫びで答える安室さんかっこいいぜ。
浮かぶイメージって言ったら、ライブで叫ぶ安室さんを見て発狂するオレラ。
You sayでマイク向けられて全力でイエェーーーエッエエエッィ!!
アムラップ後のフェイクの叫びを歌われるのを切に切に望んでいる所存です。いつでも発狂する準備はできている。
それにしてもScreamで驚きだったのは、あんなに高音を幾度と無く押し上げて叫ぶ安室さんの声を初めて聴いてビビったのと、和訳読んだら午前6時の曲なんだよねこれ。私が思い描いたフィーリングがピッタシと一致。クラブで踊りながらめいいっぱい両手を上げてたりしてドサクサに紛れて隣にいる安室さんを抱きしめたい気分。
以上、長くなっちゃったから今日はここまでです。
後編はこちら>> 「_genic」に見た夢、イメージや歌詞の感想(後編)