2011年に発売されてから、2018年まで歌い続けたLove Storyは当初よりも柔らかくなっている。
ときに少女のような声で歌われると
「わ・か・れ・る・の・に・か・わ・い・こ・ぶ・る・で・な・い」と思わざるを得ない。やや気怠く歌ってくれるぐらいが丁度よい。
と、引退発表を受けてから、きっとこれからもずっと別れる側として聴いてしまうのだろう。
それまでは、歌詞に何一つ共感していなかったのに、いまでは別れられた側の立場で聴くはめになるとは思いもしなかったよ。
私は安室さんの声に興味を持ち始めたのはLove Storyからで、もちろんそれまでも安室さんが好きなわけだから声も含まれるが、極度に声に惹かれたのはこのとき。それ以来、アカペラを作ったり安室さんメインボーカルに隠れて聴こえづらい安室さんのコーラスを聴くために声を抜いたり。
今日Finally音源のLove Storyを続けて聴いていた。
名古屋のトーンの低さが2012年ドームの音源のようで、緊張から来ているのだろうか、などと考えたり、別の公演では冒頭から柔らかさが出ていたりする。
LIVE STYLE2016-2017のツアーのとき、ツアー中に曲目を変更することはあまりしないのに、このツアーではちょっとづつ変更が入った。にもかかわらず、長年歌っているLove Storyを変更しなかった。
安室さんのコンサートツアーは、往年の楽曲を必ず歌うということはせずに、アルバムが発売された年のツアーはアルバム曲全部歌うし、Love Storyは2度のツアーで歌っているから、有名な曲だとしても3度目はないだろうと思っていたらまさかセットリスト入りしているのもびっくりだったし、100公演ずっと歌うとも思っていなかった。
でも、のちに聞くことになる引退に対して、Love Storyの歌詞は安室さんとファンのシチュエーションのようだと容易にわかることを、安室さん自身が無意識に選んでいるようには思えない。わからないからなんとでも言えるけれど。
LIVE STYLE2016-2017のツアーは、各地を細かく回ってお礼するツアーだと安室さんは言っていた。(2017年NHK出演時のインタビュー:息子さんのために書いたSay the word、安室さんがファンのために歩んでくれた5年間、それを見続けた私の日々 )
だからこそ、Love Storyに想いを託して100公演歌いきったのかもしれないなぁ、なんてセンチメンタルなことを今でも思わせる安室さんはほんとうにずるいと思うよ!!!
ほんとにさ、「声めっちゃ好きー!」とか「歌詞の意味は置いといて、安室さんが発している切ない言葉の音が良い!」なんて無邪気な気持ち返してーーーー!
歌詞以外猛烈に好きだったLove Storyが、完全に自分ごととして歌詞が感情移入ができちゃう歌ってもはや完璧なのでは。
好きな曲何?って今まで一度も聴かれたことないけど、Love Storyと答えたい。
安室奈美恵 / 「Love Story」Music Video - YouTube
<関連リンク>
安室さんの声が特別に好きになったLove Story
2018年9月4日 誰かのファンになる時、いろいろな要素がある中で声を好きになることは最も最初に来ることが多い。
安室さんの声に興味を持ち始めたのはNobodyじゃなくてラブストだったていう記憶違いの話
長らくこのブログを読んでくださっている方なら、私がラブストの声がめちゃんこ好きなことはご存知だと思いますが、
安室奈美恵ライブ 全88公演の幕開けに行ってきた!We're dancing Marathon!
初日に行ってきたー! 朝起きたら、やっべえーー筋肉痛だぁ〜(・∀・)ニヤニヤ感を久しぶりに味わえて最高に幸せ。
[Walk] 8.78km 1:45:40
Nobodyがバラード投票にノミネートされた