たった1度きりのLIVE - Twitterボットはディーバの夢を見るか

たった1度きりのLIVE

2014/07/31 22:43

安室さんの凄いところってこういうとこだよね。
今までたくさんキャプチャーしてきたけど、変顔になってもおかしくないのにそれがあまりない。
一瞬たりとも無駄がない、すべては魅せるために。

この間行ってきた「ピアノと謳う」のSalyuの声が忘れられなくて、「悲しみを越える色」のライブ映像は発売されていないのか探してみたら一つだけあった。

Salyu 2/15 Release 「photogenic」 初回盤特典DVD Digest Movie - YouTube
さっそくポチった。

すげー。やっぱ全然CDと違う。
このライブもピアノだけだからこの間のライブと同じだ。
でも、全部見たわけじゃないけどやっぱりあの時とは違う。
あの時のライブを、もう2度と見ることはできない。

安室さんのライブも、絶対に同じものを見ることはできないけど、同じ構成のライブに何度も行くことができる。ツアーが終われば必ずライブ映像も発売される。
この違いはかなり大きんじゃないかと、このエントリーを書こうと思ったきっかけなんだけど、今までの安室さんのライブのことを思い出してみたら、例えば幕張のステージ真横のスタンド前から2列目で見た安室さんの近さ、アリーナA1でContrailを歌う後ろ姿に涙したこと、一番遠かったのに、代々木のAの一階席で双眼鏡片手に安室さんと視線の合う高さで見た時の照明の輝きがFEELで一番印象に残ってること、それぞれ感じることや覚えてるシーンは異なる。

この前行ったピアノと謳うのライブも、たった一度しか見てないライブ構成だけど、悲しみを越える色の最後のサビの声が裏返りそうで裏返らない高音の響きや、サラウンドでピアノを弾きながら気持ちよさそうに上向いて歌った原田郁子さんの顔や、畠山さんのわが美しき故郷よのとき、高音を出したあとの語尾がクィっと上がるやつはここ最近行ったフリーライブのときにはなかったから聞けて嬉しかったこと、ちゃんと覚えてる。

同じ構成のライブに何度行こうが、1度きりの構成のライブに行こうが、どれもこれも、やっぱりちゃんとした1度きりのLIVEだった。

Salyuのライブ、まだ見れないからか「リリィ・シュシュのすべて(緑稲の季節に思い出す「リリイ・シュシュのすべて」の魔力 - NAVER まとめ)」を借りてきた。
高校生の時に好きだった監督、岩井俊二の作品。
なのに、当時、この作品以降から見なくなってしまってた。ほんと、人はいつも遅すぎる。って畠山さんが朗読で話すんだけど、Salyuの歌う歌詞の中にも同じこと言ってる歌があって、そういうところからも共通するものがあったんだなぁってこの間のライブで思えたから、遅くても知れてよかった。

明日から8月。ライブまであと22日。
安室さんの楽しそうな姿、早く見たいです。

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