香港・深セン旅 2018(準備編) - Twitterボットはディーバの夢を見るか

香港・深セン旅 2018(準備編)

2018/04/08 21:09

久しぶりの旅日記。(※原稿用紙14枚程度)
5年ぶりの海外ということでパスポートも新調。行く場所が中国・深センという、難易度高め(のちほど説明)な旅行となりそうなので行く前から準備に余念がないしやりたいことが満載。

やりたいこと・楽しみリストはこちら
  1. 安室さんのライブを鑑賞
  2. Wechatを使う(深セン)
  3. シェア自転車、mobikeに乗る(深セン)
  4. 中国の検問システム、グレートファイアウォールを回避してネット(深セン)
  5. 深センの電脳街に行ってガジェットを買う(深セン)
  6. できればドローンが欲しい(深セン)
  7. 銀嶺カードを使う(深セン)
  8. 海外ATMからお金を引き出す(香港・深セン)
  9. 国境越え(香港・深セン)
  10. スターフェリーに乗る(香港)
  11. ネイザンロードを闊歩(香港)

旅行の準備と言えば持ち物や行きたい場所をピックアップぐらいでいいんだけど、今回行く場所、中国・深センは一筋縄ではいかない。

まず深センってどこ?って思うでしょ?地名だけは以前から知っていたけど場所をちゃんと把握したのは実は安室さんのツアー日程が発表なってから。地図で見てみたらなんと香港のちょい上ってこと知って、これなら直接深セン行くよりも香港経由で行ったほうが安いし、何よりも楽しいじゃないか!!!!なんてことを、行くか行かないか別にしてせっせと深セン情報を調べていた。

何故深センを知っていたかというと、数年前に友達がAppleのオンラインストアでMacを買った時に一緒に配送状況を確認していた時に、発送元が深センだったのがきっかけで、調べてみたらめちゃめちゃハイテク都市でこの地で新しいビジネスがどんどんスタートをし、支払いはキャッシュレス化が進み、東京でもここ1,2年で広がったレンタル自転車がなんと中国ではどこでも乗り捨て自由(と思い込んでいたから国境近くで乗り捨てていったら、帰ってきてから禁止地域です!!警告が来てちょっとビビった)

しかも、世界最大の電脳街が存在するとのことで開催が深センって知ったときからもうワクワクし放題。行くか行かないか関係なしに、深センのことを調べまくっていた。

行けることが決まってからはさらにさらに楽しくて、準備段階からめっちゃ楽しくて、ヤバかったよね。


まず、開催が深センと決まってから何をしたかというと、

アクセス遮断されているサービスをどう使うのか。
キャッシュレスを体験するためにどうするか。

です。

初めての体験、特にテクノロジー関連に出会ってしまうときの私のボルテージは最高潮に達するため、2つに関しては真っ先に調べた。


SIMカード

スマホに入っているちっちゃいカードのことです。スマホ買う時に店員さんが入れてくれるあれね。各通信会社のSIMカードをスマホに入れることで、電話・通信が可能となるもので、海外に行ったら日本の通信会社のSIMでもローミングというものでエリア外でも通信が可能となるのだが、通信料が馬鹿高い。昔うっかり海外に電話かけちゃって法外なお値段取られた人もいるんじゃないですかね。あんな感じ。(と思うといまはIP電話があるからゼロ円だもんね。良い時代になったものだ)なので、海外に行くときはモバイルルータをレンタルしたり、SIMロック解除されているスマホを持っていたら、現地の通信会社のSIMカードを購入しスマホに装着すれば簡単に使えるようになる。

だがしかし、中国はちょっと他の国と異なる通信網なのですよ。
金盾(グレートファイアウォール)と呼ばれる検問システムが存在し、現在インフラ化しているGoogleのサービス、各SNS(Twitter,Facebook,Instagram,LINE等)や特定のキーワードなどへアクセス出来ないよう規制している。

でも調べてみると、グレートファイアウォールを回避してネットを使用しているIT関連の人たちのブログがわんさかでてくるもんだから、SIMに関してはわりと早い段階で買うならどれにするか決まった。1番分かりやすかったサイトこちら。

中国でもLINE Facebook Gmailが使える「香港SIM」5種類まとめ


香港SIMを購入して中国に入ったらローミングするという方法でグレートファイアウォールを回避できるとのこと。なるほど。

どのサイトでも1番目に紹介されていたし、Amazonでも1位だったからチャイナユニコムのSIMを購入。

お値段なんと1200円。現地に行ってもさほど変わらないとのことでAmazonで購入。7日間有効で2GB。
滞在は4日間、やることは画像や動画をアップしてブログ・SNSに投稿や地図で行き場所の確認で、ちょっと不安ではあったけど、結果的に無事にグレートファイアウォールを回避してネット接続ができ、通信料も通常のモバイル通信830MB、ローミング615MB、計1.5GBぐらいで収まった。


キャッシュレス化

ほんとめっちゃ調べたよこれ。
深センでは主に使用できる電子決算サービスはWeChatPay(微信支付)やアリペイ(支付宝)。(詳しいことは省くね)基本どちらのサービスも中国在住者向けのサービスで、中国本土の銀行口座と紐付けを行い使用する。裏技として、すでにWeChatPayを使用している人から送金をしてもらうことで使用可能となるのだが、そもそもWeChatPayを使用している人を周りで見つけるのが至難の業。

WeChat
無料
(2018.04.08時点)
posted with ポチレバ


会社に中国人の方がいるから何度か相談しにいったけど、口座持っていないと使えないし深セン行っても現金使えるから大丈夫だよと言われちゃう始末。いや、そうじゃなくて単に使いたいの・・・なんて言えず、そこまで知りないというわけでもないから送金して欲しいとはお願いできずにしぶしぶ諦めてかけていたんだけど、何日もかけて調べていったらやっと見つけたのだよ、アリペイは無理っぽいけどWeChatPayなら使える方法を!


Pocket Change

余った外貨をこの機械に入れると、AmazonギフトやiTunesなどにチャージしてくれるという優れもので、これが日本のサービスだけでなく世界各国のサービスへのチャージも受け付けていて、WeChatPayにもチャージできるのですよ。散々調べていたのに、こんな簡単にできるという記事がなんで直ぐ出てこないだなんて・・・と思ったけど、検索サイトの特性上仕方ない部分がある。

このサービスが始まったのが恐らくここ1年ぐらい。検索サイトって基本的にアクセス数が高いものが上位に挙がってくるからそれが原因で、2,3年前のヒット記事が上位にあり、ここ1年ぐらいから使われ始めたポケットチェンジの記事が埋もれてしまうのは致し方ない。

情報は日進月歩ってことを痛感。Google検索って期間を絞って検索できる仕組みになっているから、始めから1年以内でまず調べておけばよかったよまったく。

ただここで問題が1つ。
入金ができても、出金ができないのですよ。しかも、日本でWeChatPayが使える店舗があるにも関わらず、中国本土の口座が紐付いてないと使うことができないらしいんですよ。

一緒に深センに行ったMんちゃんに出金のこと言われた時にハッとしたよね。使うことばかり考えていたから唖然としちゃったよ。深センに行く前に先輩と遊んだんだけど、先輩もすでにポケットチェンジの情報を得ていて、出金のことを話ししたら私と同じ反応でウケタ。なので使えなかった時に軽いダメージで済む額だけ入金した。

ホントは5万円ぐらいに入れていこう思っていたけど、でも入れていなくてよかったよねぇ・・・。だって無事に使えちゃったし、出金できないとなると使い切らないといけないから、絶対に高価なドローンを買っていたに違いない。

ってことで、楽しみリストに挙げた、グレートファイアウォールを回避してネットとWeChatPay使うことは無事成功。


それと、調べている時にはまだWeChatPayが使える確証がなかったから、できなかったときのことを考えて別の方法を調べることに。


銀聯カードを使う

中国は日本のクレジットカードが使えない場所が多いらしく、中国で強いカードは銀聯カードということを知る。ロゴは見たことあったけど今まで全然気に留めていなかったよね。

簡単に作れるプリペイド形式のものがあるとのことで、こちらもね、深セン行きが決まる前に申請しちゃったよ。お金かからないし、もし行けることになった時に慌ててやるのが嫌なのよね。でもさ、準備万端だったはずなのになんと使うことができなかった...orz

NEO MONEY(ネオ・マネー)

できなかった理由は私の確認ミス。もーーーほんとビックリしたよ。深センから帰ってきたあと、別の理由でカスタマーセンターに電話したときに、ロックかかってますね言われて、実は中国でできなかったと伝えたところ、暗証番号6ケタにしました?言われて、へ????いや、だって申込みしたとき4ケタしかできなかったですよ?って伝えたら、地域によって6ケタの国があってそのときは4ケタの数字のあとに「00」を入力する必要があるです、ってことだった。

へ?!?!?!そんなの知らない!!!!って言ったら、いえ、ちゃんとサイト書いてあります(`・ω・´)キリッ的な声を出されて、あーよく言われるんだなこれと思い、電話を切った後に調べたらちゃんと書いてあった。

Visaまたは銀聯加盟店でショッピング|NEO MONEY

使い方とか見てなかった…。普通のカードのように出せば良いのかと思っていたよorz
よって、やりたいことリストで唯一できなかった。


これ以降は行くことが決まってから調べたもの。

シェア自転車、mobikeに乗る


Mobikeは世界初にして最大のスマートシェアサイクルサービスです。

こちらも現地で使用できた!ヽ( ̄▽ ̄)ノ
現地で使用するにはまず日本で登録を済ませて置く必要があって、理由は電話番号認証を採用しているため。

電話番号認証、いわゆるSMSで認証コードを受け取るためには通信会社のエリア内にいる必要がある。海外に出てしまうとエリア外となりこのコードを受け取ることができなくなってしまうから予め日本で登録を済ませて置かないと現地で使うことができないのです。

ってかサイトをちゃんと確認したらさ、Mobikeスコアってものがあって(登録時550)、減点されると利用料金が変動するんだって…。ああああぁあ私禁止地区に自転車を乗り捨ててしまったから減点されてるわきっと!って思ってみてみたら552だった。スコアの履歴を見たら減点されていなかった・・・ほぉよかった。何度もやったらダメなんだなきっと。




こんな感じで履歴が見れて、



こんな感じで乗った走行時の詳細が見れる。ログ好きの私にとって素晴らしい機能。mobikeは日本にも参入していて、札幌・福岡など徐々に広がっては来ているものの、札幌駅周辺にはないらしく、恐らく次の遠征時には使用できず。チャージ500円していて、残高が380円。深センで8回も乗ったのに120円しか使っていないだなんて安すぎる。

日本でもコミュニティサイクルっていうレンタル自転車がありたまに利用している。こちらは30分100円。昔は1時間100円だったのに使える地域が広がったときに何故か値上がりしたのよね。まぁ利便性が良かったから高いとは思っていなかったけど、深センと比べてしまうと高いよね。早く東京にもモバイクこないかな、、、なんてちょっと思ったけど、今でさえ歩道が狭いのに自転車がのさばっていたらめちゃ迷惑だから参入するなら駐輪所ありきでお願いしたい。




行きたいところマイマップを作成

Googleマイマップという機能はご存知だろうか。
マイマップ – 概要 – Google マップ

昔からブログを読んでいる人ならご存知の安室さんのロケ地マップはこのサービスを利用して作っていた。好きなところにピンを立ててマップを作れるという優れもので、今まで作ったのはこんな感じ。



2012年の沖縄旅や、2013年のシンガポールのときにも作成し、歩ける距離かどうか調べたり、あとで歩いた距離をマッピングしたりしていた。



今回のは一緒に行くMんちゃんと共同で作成。

自分で追加した以外のピンが立っているのを見るワクワク感めっちゃ良かった。




安室さんポイント。
2012年のアジアプロモーションの時に撮影したところ。先輩に聞いたら看板の名前を検索したらすぐ出てくるよって教えてもらって場所把握。

香港・深センの地図とはいうものの、主に香港ばかり。
行きたい場所が多すぎて、半日しか滞在しない身では全部回るのなんて不可能だったから、今度は香港にだけ行きたい。


準備編は以上です。
本当は準備・香港編にしようかと思ったのに、準備編を書いていたら思っていた以上に分量が多くなったので香港・深セン編はまた次に。1週間後の北海道までには終わらせたい。

  1. 中国・深圳で見てきた安室さんライブ、namie amuro Final Tour 〜Finally〜
  2. 香港・深セン旅 2018(リアルタイム編)
  3. 香港・深セン旅 2018(準備編)
  4. 香港・深セン旅 2018(香港・ライフログアプリ編)
  5. 香港・深セン旅 2018(深セン編 その1)
  6. 香港・深セン旅 2018(深セン その2・完結編)

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