スターフェリーからの眺めはほんと素晴らしかった。
スターフェリーといえば、若かりし頃読んだ深夜特急という小説の中で最も印象的の残った場所。熱に浮かされたように香港の街をひたすら歩き回る沢木耕太郎にめちゃ憧れたよね。
ということで、安室さん深センライブの遠征は香港から始まった。
香港旅
3月16日早朝、成田空港へ
昨晩はワクワクしすぎて2.3時間しか眠れなかった。引っ越ししてから初めて成田に行くので早朝の電車の込み具合がどんな感じだかわからず早めにいったものの、始発でも何でもない駅だから乗り込んだ電車には人がわんさか。でも幸い1つだけぽつんと空いてたラッキー。ターミナル2からターミナル3へ。
陸上競技場のトラックを模したデザインになっていて、Heroを聴きながら歩くのはとてもとても気持ちが良かった。
旅のお供はジェットスター。残念ながら雨が降っていたので富士山見えなかった。
ジェットスターは航空券が安い代わりにいろいろなサービスが有料となっているため、食事がでないわけだが、でもなんか食べたくなるでしょ、乗り物乗ってると。
じゃーん。
メニューに載っている写真がおいしそうだったわけだ。で、注文したけどあんまだったよね、そりゃそうだ。写真 is BEST。
ちょっと晴れてきた。
なんか高層ビル凄い。
香港空港
成田から5時間ぐらいで香港空港到着。真っ先に向かったのはこちら。
安室さんATM。いつも香港に降り立つとこの場に立ち、空港で待ち構えている人たちへのご挨拶を行うところ。ってかなんでいつもここなんだろうね。
空港に降り立った直後からもう何もかも楽しい。楽しすぎて一緒にいたMんちゃんにアレナニ!!!コレナニ!!質問ばかり。だって香港来たことあるって言うしさ。
ついた早々ごはんタイムとなったわけだが、行った先はここ。
じゃーーん。マック!
世界のどこにでもあるマック。
でもメニューが異なっているから見てるの楽しい。
香港ドルが手元になくて無理じゃんって思ったけど、Mんちゃんがカードで支払いできるっていうから、あーそっかってなりとりあえず食べたいもの指さしてカードで支払いたいそぶりを見せたら、ここに差せと指差された。
おぅ、自分でカード入れるのか、そうか。
こんなに簡単に支払いできるのかそうか。
今まで海外でカード支払いしたのってホテルぐらいしかないことに気づいた。なんて楽なんだ。
どっち食べたっけか・・・。肝心の食べ物の写真撮っていなくて忘れちゃった。今回の旅行では食べ物を絶対にちゃんと撮るんだぞって言い聞かせたのにもう無理だった。ポテトの味が日本と全く同じ。流石マック。異なってる点と言えばデフォルトでなんとか味のスパイスが付いてた。何味だっけか。
マックでゆっくりしたせいか気づいたらすでに15時近い。13時ぐらいに着いたのにもう2時間近く経過しているだなんて!!!
ってことでホテルに向かうためにバス停を探す。
バスに乗って一番後ろの席に座りきょろきょろ辺りを見渡していたらふとMんちゃんが、さっきボットさん子供料金で乗らなかった??と言われて、へ?
乗るときにオクトパスというスイカみたいなカードがあって、それをかざしたときにパネルに料金とか表示されていたような気がするけど、全然確認していない。
まさかぁー、なわけないでしょ。そりゃ童顔だし背が低いけどさすがに子供に見られるってないわーなんて話をしてその場は終わる。でもね、夜スターフェリー乗るときにオクトパスの残金を確認してみようってことになって、スイカと同じく入り口を通るときにピッ!ってしたあとに残金を確認したら、なんと私の方が多い!確かMんちゃんはお水を買ったからその分少ないんだけどもそれよりもはるかに少ない。
マージーカーヨーーー。
日本人は若く見られるっていうけどそれってヨーロッパとかアメリカでの話でしょ。
同じアジアだからさほど変わらんじゃん。もうすぐ40歳になるというのにまさかの小人扱い。どうせなら旅行中ずっと小人扱いして欲しかったけど、さすがに1回しかなかった。
初っ端から楽しい。ヒバ☆旅!
バスに乗っていたらこれぞ香港!って街並みが表れてテンション爆上がり。
なんでこうめっちゃくちゃ高い高層ビルが何本も連なっているのか。しかも外観がものすごく錆びれているビルばかりかと思えば近代的なビルがすぐそばにある。その下部では人・人・人!
土日の渋谷が30個ぐらいあるんじゃないかって規模の人の多さ。
尖沙咀(チムサーチョイ)
歩いてるだけで楽しすぎる。
うろつき回る pic.twitter.com/pGNkxeyb4b— 安室奈美恵 百科事典 (@amupedia) 2018年3月16日
さほど時間があるわけでもないので地下鉄MTRに乗り込む。
目的地の1つ、安室さんポイント。
2012年にアジアプロモーションで香港を訪れた際に撮影していた場所。看板に書いてある名前で検索したらすぐ出てくるよと先輩が教えてくれたので事前にGoogleマイマップにピンを立てておいた。
Macの写真ってソフトに画像を登録するとこうなるよ。
地図に写真がマッピングされているの見るの最高。ここの移動ログをインポートできればもっと素敵なのにぁ。
重慶大厦(チョンキンマンション)
深夜特急好きの方なら即座に反応しちゃうこと請け合い。
著者の沢木耕太郎がインドから乗り合いバスでロンドンに行くぜ!と日本から旅立ったものの、2,3日滞在すれば充分でしょ?と思い立ち寄った香港に4ヶ月も滞在することになってしまった際に宿泊していた場所。しかも、先輩がここに泊まることにしているそうでマジうらやま。
チョンキンマンションのインド人率凄かった。ここに泊まるとかマジですごいなぁ pic.twitter.com/vJbmpiDBFB— 安室奈美恵 百科事典 (@amupedia) 2018年3月16日
また、ここの両替所は他よりもレートが安いということで、日本円から香港ドルにしたんだけども、思っていた以上に両替所が多くて結局てきとーに決めてしまった。
行く前に先輩が、インド人多いよーと教えてくれて、来てみたらここだけ異様に人種が異なるのがはっきりとわかる。中もインド料理的なのが多くてここでも歩いてるだけで楽しい。
香港に来る前にいつも通っている美容室の人に香港で面白い場所あります?って聞いたら、昔のほうが熱気があってよかったんだよねと話していたけど、今だって熱気すごいじゃないか。昔ってもっと凄かったんだなぁと私が知ってる香港を振り返ると、香港の映画監督ウォン・カーウァイの「恋する惑星」や「天使の涙」や九龍城砦で、繁華街の真上にとてもつない近さで飛行機が飛ぶシーンで、あの光景を見てみたかったよね。
今書きながら恋する惑星を調べていたら、舞台になったのが重慶大厦ってマジかよ!!!!深夜特急の舞台になっていたのは把握していたけど、恋する惑星もここが舞台だったなんて凄まじい盲点。行く前に見直しておけばよかった。
高校生の時にウォン・カーウァイが大好きで、真似して魚眼レンズを買って撮影したりして、あんな映画を撮りたいだなんて夢を抱いていたのですよね。そそ、私、高校生の時は映画監督なるのが夢でした。今思うと夢がいっぱいあったのね。心理学部に行ってカウンセラーになりたいとも思っていたし、小学生の時は作詞家だし。どれひとつにもなれていないけど、でもあのとき好きだったものが今の自分の根幹となっていることを感じるし、それに、今からでもなれものはきっとあるよ。
以前に読んだ「思考の整理学」の中で、夢はたくさんあったほうが良いと書いてあった。1つがダメになったときに自分がダメにならないと。それを読んだときに、今まであれなりたいこれなりたいって言いまくっている自分をたまに振り返ったときに、ほんと口だけだったなとほんの少し落ち込んだりしていたけど、間違っていなかったのかもと思えて、これからもあれしたいこれしたいと好奇心いっぱいでいたい。
But everyday's winding road
夢見た未来と違う現在に
立ち止まるけどぉ〜〜〜〜♪
話を戻す。
重慶大厦を後にし、次に向かったのがペニンシュラ。沢木耕太郎が地図をもらったところなのだが、外観が凄すぎて中になんぞ入れそうにない。あ、、、写真撮るの忘れた。
誠品書店
次に向かった先は人気セレクト書店・誠品書店。GLUE Associates
日本でいうところの蔦屋って感じ。
トラベラーズノートやmtなどもあった。
旅本コーナーかな。
ロモグラフィーもあった。
この国でも女子力が問われるのか。
仏教系の本。
ダライラマの本があってびっくり!!!
ここは中国であって中国ではないんだな。
ここに面白い機械発見。
Instagramのアカウントを入れるとディスプレイに表示してくれて、お気に入りのものを選択すると印刷してくれる。
あーなんでやってこなかったんだろ…。
その場で撮影もしてくれる機能もあってもちろん遊んできたよ。載せられないけど。
そして!本日の大目玉!
スターフェリー
じゃーーん!スターフェリー!
香港の夜景凄いね。何て言えばいいんだろう、今までアニメや映画の世界で見てきたサイバーパンク的景色を初めて目にして、あの世界ってほんとあるんだなーと実感。いやないから、と突っ込みをいれつつ攻殻機動隊の世界がよりリアルに感じるって変な話だけどそんな気分。
夜、あんまりお店が空いてなくてタイ料理屋さんに入った。
だがしかし、このソース。めっちゃめちゃ辛くてマジヤバイ。
Mんちゃんが頼んだのはさらに辛くてほとんど残していてたよね。また写真撮ってねー。
ホテルの近くに帰ってきたら、なんとちらほらお店が空いてるではないか!しかもガチローカルなお店ばかりでこういうところで食べたかったよ。散歩していたら怪しげな通路を発見して探検。
あ、そういえば、今回の旅行の作戦は「いのちだいじに」だったのに、これって「ガンガンいこうぜ」ではあるまいか。まぁでも行ってきちゃったから仕方ない。
美容室?ばかりの怪しげロード pic.twitter.com/v7WmIujtEs— 安室奈美恵 百科事典 (@amupedia) 2018年3月16日
歩いても歩いても歩き足りない香港。
なんでもっと早く来ていなかったんだろうか。
香港編は以上です。
ちょっと話は逸れて地図、ライフログの話。
ライフログアプリ
私、ログが大好きなんですね。特に、GPSを使った移動ログを見るのが大の大好きで、ガラケー時代でもGPS端末が発売されたときに即効機種変更したぐらい大好きなんです。
なので、iPhoneの中にいくつかログが取れるアプリや設定していて、その1つがGoogleタイムライン。
Googleタイムライン
タイムラインを表示または編集する - パソコン - マップ ヘルプGoogleマップに搭載されている機能。
スマホのGPSを利用して移動ログを取得するサービスが存在していて、始まったのは2013年ぐらいのようで、その存在に気づいたのが2014、2015年ぐらいで、気づいたら2014年から遠征で訪れていた場所のログが残っていた。
2014年に広島に行った時。
こちらも2014年、徳島。
Googleタイムラインの凄いところは移動ログを取得することだけでなく、真骨頂はGoogleフォトと連携したときで、Googleフォトに写真をアップしておけば訪れた場所で撮影した画像を表示してくれるのです。ってかなんで安室さんの画像がタイムライン上にあるのかと思ったら、撮影場所(推定)となっていて、Googleフォトがロケーション履歴から推測したとかよくわからないこと書いてあるのよね。この写真にGPSデータが全く付与されていないのに間違っていないところが凄い。最初iPhoneで保存したデータがタイムラインに表示されるのかと思ったけど、そんなことしたらもっと膨大な量の写真になっちゃってそんなの迷惑だわな。
この機能を使うためにはGoogleマップの設定でロケーション履歴をオンにしてる必要があるんだけども(詳しく知りたい方は、Googleタイムライン、または、Google ロケーション履歴 等でお調べくださいませ)、デフォルト設定ではロケーション履歴がオフになっていて、計測されないはずなんだけども、いつオンにしたのかさっぱり覚えていないんだよね。この機能が搭載された当初はデフォルト設定がオンだったのかな。
どちらにしても、ログ好きの私にとって素晴らしい機能すぎるのだが、監視ツールにもなり得るので皆さん気を付けてね。
あーーーもうほんとに素晴らしい!
ただね、ここまで話して言うものなんだけど、こんな素晴らしい機能があるにも関わらず、私ってほんと詰めが甘いところがあってだな、今回の旅行の時の履歴がないのだよ・・・ガビーン!
いやね、Googleタイムラインってめちゃ好きなサービスではあるけど、毎日気にして使っているというわけではなく知らぬ間に計測されているからたまに思い出して見てみよって程度で、なんと去年2017年11月から今年2018年3月までずーーーーっと履歴が残っていなかった事実が発覚。しかもストップした日がiPhoneXに機種変更したときとぴったり一致。調べてみたらこんなことだった。
機種変更や初期化でGoogleマップにタイムラインが表示されなくなった場合の対処法 – 早期リタイアに備えて暮らす
ロケーション履歴をオンのみで有効と思い込んでいたら、Googleアプリのプライバシー設定を変更しないとだめだったことが判明。
このブログを読むと位置情報を送信しているのはGoogleアプリだと書いてあるんだけど、私の場合今までiPhoneにインストールしていたのはGoogleマップのみでGoogleアプリをインストールしていなかったのに、どうやって位置情報を送信していたんだろうかとても不思議なのよね。
また使い始めた当初Googleタイムラインは、iOS版のGoogleマップに提供されていなくて閲覧するにはブラウザで見るしかなかったのが、いつのまにかiOSのGoogleマップにも提供されていたのよね。なんらかのタイミングで変わったのかしら。
めちゃ便利になっていたのにまさか機種変更した時点から履歴が取れていなかっただなんて迂闊だった。設定はほぼクラウド上で行われているもんだと思い込んでいたのか機種変更した時のチェック項目として入っていなかったよね。
まぁ仕方ないのでGoogleタイムラインは諦めるとして、何度でも言うけど、ログがとっても好きなんですよ私。
たった1つのサービスでログを計測しているわけではないのだよ(* ̄▽ ̄)フフフッ
Moves
Moves - Activity Diary for iPhone and Android
詳しい使い方はこちらがわかりやすい。
無料でライフログを自動で取れるアプリ「Moves」を1週間使ってみました - GIGAZINE
2013年9月からログが残っているから使っている期間がもっとも長い。
機種変更してもデータはクラウドに残っているので同期も容易。ただ問題はパソコンでは閲覧できないことと、一時期すげーといわれていたアプリだけど最近はめっきり話題にもならないからいつなくなってもおかしくない気がする。
昔メインで使っていて、今でもインストールはされている「僕の来た道」というログアプリも使えはするものの配布・開発が終了しているから、iOSがアップデートした段階で消えていく可能性大よね。
日々のログとしてMovesはわりと確認しているからてっきり取得できていると思ったらなんと、取得できていなかった…なんということだ...orz
実は、さっき話に挙げた僕の来た道は今も使えてログも取れているんだけど、
海外の地図に対応していなくてズームすると地図が消えてしまう。2013年にシンガポール行った時のログも残っているんだけども、地図が表示されていないという残念な結果に。
Life Cycle
自動でライフサイクルを記録してくれるアプリで、なんとなくの項目をアプリが設定してくれるので、詳しい名称を入れたい場合は自分で設定する必要があるんだけども、位置情報から該当しそうな場所をピックアップしてくれてる場合が多いからそれを選択すれば完了。?になっているところは名称が見つからなくてとりあえず保留。あとでやらないと。
でもこれはライフサイクルを主に記録してるアプリで、私が欲している移動のログや地図のマッピングにはならないのよねぇ。
詳しくは下記ご参考に。
日記が続けられない方にぴったりなライフログアプリ「Life Cycle」
Silentlog
SilentLog(サイレントログ) : すばらしい日々をログしよう最後砦。
このアプリは一応インストールはしていたけど、削除したりインストールをしたりと繰り返しているアプリで、あまり活用していなかったんだけど、試しに起動してみたらなんとなんと!!ログが取れているじゃないっすか!!!!
てっきり起動していないとログ取れないのかと思っていたらそんなことなかった。インストールしているだけで大丈夫だった!わーいわーいわーーーーい!しかもお金払えばパソコン上で閲覧できるうえにログをエクスポートできる優れた機能もついてるとのことで早速課金。
ただ、iPhone上ではカメラロールと連携し地図上に写真を表示してくれるけど、パソコン上だと写真との連携できないからGoogleタイムラインと比べてちょっと見劣りしちゃうけどログがエクスポートできるなんてすばらしい。エクスポートしたデータをGoogleマイマップにエクスポートすれば、自動で写真は表示できないものの自分でピンを立てれば移動ログ+写真マップが完成。(まだやってないけど)
GoogleタイムラインとMovesで記録されていないってわかった時はどうしようかと思ったけど、これにて一件落着。
書き終わってみたら、香港旅と同じ熱量でライフログアプリのこと書いちゃったよ。
ブログ読んでくれている人が口を揃えて言うセリフが、なんか詳しすぎることたくさん書いてあるけどさっぱりわからない。っていう話を思い出しちゃった。
わからないーなんて思っているのに、こんなたくさんの分量を読んでくれるだなんて私はほんと幸せ者だなぁと浸りながら香港編を終わらせたい思います。でもすっごく便利で楽しいから少しでも興味が湧いたりしてくれたら幸いです。
(香港編:原稿用紙11枚程度、ライフログアプリ編:8枚程度)
次で完結、深セン編
- 中国・深圳で見てきた安室さんライブ、namie amuro Final Tour 〜Finally〜
- 香港・深セン旅 2018(リアルタイム編)
- 香港・深セン旅 2018(準備編)
- 香港・深セン旅 2018(香港・ライフログアプリ編)
- 香港・深セン旅 2018(深セン編 その1)
- 香港・深セン旅 2018(深セン その2・完結編)