行ってきた!
クラムボン初ライブ!
ひとまず一言でまとめると、クラムボンが作り出す優しさの音楽にただただ満たされてる。もの凄い充実感。
では、感想はじまり。
ステージ
越谷レイクタウン セットリスト
リハ
本番
- Rough&Laugh
- Re-yet
- Re-ある鼓動
- サラウンド
- Rough&Laugh
- U&I
- Re-yet
- 波よせて
- Re-Folklore
リハーサル
リハ中にミトさんが何度も何度も「これはリハーサルですよ〜。また本番でも同じのやりますからね〜。歓声のリハもやりましょうかね」なんて話しかけてくれて場が一気に和む。(それにミトさんと大ちゃんは花粉症?らしく顎にマスク付けてリハし始めてちょっとかわいかった)Re-yetが終ったあとに、急にマイクから離れて3人で何やら密談。今日のセットリストを決めてるっぽい。
で、「今日のセットリスト決まりました!」と声がかかる。
「今日はみなさん(前の列の人に向かって)早い時間から来てくれたんですってね。前の方の方達のために本番ではやらないこの歌を歌いますね、」と言ってくれて披露してくれたのが「Re-ある鼓動」
なんて嬉しい言葉を言ってくれるんでしょ!
昨日、リハである鼓動を聞いて、本編でRe-Folkloreを聴きたいと願っていて、その通りになったけど、こんなこと言われちゃったら「ある鼓動」だってもっと好きになっちゃったじゃんね。(イチバンマエニイマシタ)
リハだけでお腹いっぱいなボリューム感。それに、音が伸び伸びしていて気持ちがよい。天井が高かったからかな。
本番
登場してすぐにお客さんがものすごくめいっぱいいるのに驚き、後ろの人を気遣い空いてる通路に後ろの人を呼ぶことできないかな?とか試行錯誤してくれて、最終的に最前列の前にあった通路を潰して、椅子ごと前に座っている人全員が前進することになって、1mぐらい距離が縮まった。(上の写真参考に)「上の人大丈夫?手を振れるから潰されていないね大丈夫だね。」なんて上の人に話しかけたり。ミトさん郁子さんがなんら違和感なく二人があーしようこうしようってスタッフに指示してくれて、そんな優しさに初っ端から触れちゃったから一気に心を持っていかれライブがスタート。
サラウンド
これ何バージョン何だろ。初めて聞くアレンジで、譜割りが違っていたような。ドコドコとドラムが迫ってくるのはイオンに合わないから(って理由で早速yetもイオンツアーバージョンのRe-yetを作って言ってた)しっとりバージョンにしたのかな。野音で聞いた押し迫ってくるピアノと対照的でとても優しい歌声だった。
Rough&Laugh
「しろくまカフェ」っていうアニメの主題歌。とてもカラフルな明るい曲。
でも実はあんまり聞いたことなかったんだけど、郁子さんがめちゃ楽しそうで、後ろにエスカレーターがあったんだけど、振り返って手を振りながら歌ったりしててとても気持ち良さ気。
U&I
アニメ「けいおん」の主題歌のカバー。けいおん見てないからオリジナルを知らないんだよね…。
でも良い歌詞の歌だよね。
郁子さんの声ってものすごく中性的で、この歌聞くとなんだか少年同士の話に思えてくる。
インタビューで、歌詞で性を感じさせないようにしているって話していたのがとても良く分かる曲に思う。
ミトさんMC
何でイオンモールでやろうと思ったか。自分たちは今年で40歳で、ファンの方たちも自分たちと同じように歳を重ねていき、子供がいたりするとライブハウスにも来れない。そんな人たちに聞いてもらいたいし、それと自分達のことを知らない10代の人達にも聞いてもらいたい。ヤンキーにも聞いてもらいたいんだよ!wってミトさん言ってた。
で、次に歌うのがyetなんだけど、この曲はドラムがどかどかストリングスがぐわんと迫ってくるような曲なんだけど、でもそんなのをこのイオンでやるには合わない。
だから、さっそくアレンジを変えたとのこと。
出来たばかりの新曲、yetのRe-yet 。イオンだけの特別バージョンって話してた。
Re-yet
最初はしっとりとゆっくりと音数が少なく始まるんだけど、それが徐々に音数が増えて厚みを増してくるあたり、オリジナルのyetが持つ疾走感が健在でゾクゾクした。波よせて
レイクタウンだけど海の曲をやる・・・ってちょっと苦笑いしながら始まったwこれが1番聴きたくて、イントロが流れた瞬間ふぉぉぉぉおおおおお!!って叫んじゃった。
「イオンモールだからって歌っちゃダメなんてことないでしょ?歌ってもらっていいですかね!」ってミトさんの合図でみんなで大合唱。
ウェイバ〜ウェイバ〜ウェイバ〜ラ〜ララ、はじけぇ〜てくぅ〜〜〜♪
これがやりたかった!
めちゃ楽しかった。ほんと楽しかった。
ミトさんMC
イオンモールツアーをやってきて、わかったことがあるってミトさんが話始めた。「これはめちゃ面白い、色んな人に届けられる場を見つけた気がします。ホントに感謝です。気持ちを込めて。」と言ったあとギターで始まる、Re-Folklore。
Re-Folklore
ギターが鳴った瞬間、涙が出てきてそれからずっと止まらなかった。なんだろこの涙は。ずっと分からず、ただじっと涙が流れるのを抑えながらこの曲を聞いてた。そしてこれもみんなで大合唱。ら〜ららら〜らら〜らら〜♪。
みんなのらららに郁子さんの不思議なアレンジの声が乗っかり、この時だけの一つの曲が生まれた。そんな気がした。あと少しで。
最後に郁子さんが足の長い椅子の上の乗っかりゆらゆら揺れてて、たまに手がマイクにぶつかったり、屈んでマイクに向かって声出すもんだから、落ちやしないかと気が気じゃなかった。(その時だけ涙止まった…)
そしてライブ終了。
そそくさと席を立って握手会の列に並んだんだけど、気付いたら脚が震えてた。
身震いってやつだね。
握手会
まずはミトさん。最後泣いちゃったこと話したら、笑いながらごめんなさい・・・感情ダダ漏れなんですwって言ってた。両手で握手してくれた。
次は大ちゃん。
話すこと何も決めてなかったんだけど不意にユリイカで読んだ「郁子さんが大ちゃんのことを見た時の印象「この人女の人をたくさん泣かせてるんだろうな(イメージでお送りしています」」のことを話して、イメージ通りでしたwって言ったらめちゃ苦笑いしてたwww そりゃそうだよね。「何十年も前の話ですよ(苦笑い)」ってw。
でもその顔がめちゃかっこよかった!握手したら手がとても大きい感じがした。
最後に郁子さん。
去年のピアノと謳うで初めて聞かせてもらってそれでとても好きになりましたと伝えたら、じっと目を見つめて穏やかな顔と声で、「クラムボンは今日が初めてですか?」っと。
なんだろ、ライブの時の華やかで天真爛漫の出で立ちとは全く異なる、穏やかなお顔の菩薩さま的佇まい。
その後何を話したか覚えてない。ただその顔と暖かい手のぬくもりだけが残っている。
そういえば、郁子さんは歌ってるときすっごく全体を見てる。みんなをじっと見てる。もしかして、泣いてるの見られてたかしら…w