安室さんインタビュー NHKニュースウォッチ9とNEWS ZERO - Twitterボットはディーバの夢を見るか

安室さんインタビュー NHKニュースウォッチ9とNEWS ZERO

2018/06/05 20:50

いつにも増していいインタビューだったね。
短い時間の中、安室さんって人となりがぎゅっと詰まった内容だった。
(安室さんのインタビューを含む、原稿用紙19枚程度)

安室さんのコメントを書き起こしたよ。
今回はちょっと前に話題になったGoogle ドキュメント+Soundflowerで音声入力で書き起こし。今度音声入力でブログを書こうかと思っているんだけどそれはまだ実現していない。

ニュースウォッチ9

放送の模様はこちら

安室奈美恵さん単独インタ │ NHK-G ニュースウオッチ9 2018.06.04
安室奈美恵さん単独インタ │ NHK-G ニュースウオッチ9 2018.06.04
We loves Namie Amuro / 安室奈美恵さんの投稿 2018年6月4日(月)

Q. 今回のそのファイナルツアーにかける何か特別な思いというのはあったのですか。

A. 自分の中ではきちんとあのさよならが言える場所を設けてもらえたってことにすごく幸せを感じているのでそれに対しての感謝の気持ちでいっぱいなので今はもうとにかくすごく幸せな時間を過ごさせていただいてます。

Q. とにかく圧倒されて、かわいいしかっこいいし、クールだし綺麗だし(安室さん笑っていえいえいえ)、ほんと安室さんのいろいろな表情だったり姿がぎゅっと凝縮されていてあっというまですよね。あのパワーと言うかどこから来ているのかなってるの本当に純粋にお伺いしたくて。

A. なんでしょうね。でもやっぱり好きなことだったりするので多分30曲歌っても40曲歌ってもきっと50曲歌っても楽しい。でその中で自分の中でのこうテンションも良いバランスを保てるように曲順を並べたりとかもしているので、わりとこう楽しかったりするのであっというまです。

Q. ちなみにあの40曲50曲を踊ろうと思ったら行きますか。

A. できると思います。多分うまく自分のできる範囲での組み合わせと流れとば多分どこまででも行けるはずです。


ライブにかける想いや自信というものを、ライブそのそのもので示してきた安室さんが最後の最後で言葉で語ることに凄みがあるし、だからこそ圧倒的な説得力。体力の限界で引退と語っていた方々のスライディング土下座のお時間がやって参りましたね。

かわいいしかっこいいしクールだし綺麗だし、なんて言葉を連続で浴びせられ恥ずかしくて笑っちゃう安室さんと、「どこまででもいける」と自分に対しての自信を淡々と語る姿。

恥ずかしがり屋だったという幼少期を経たあとも、その性格は今でもずっと続いているのか、またその頃に芽生えたことなのかわからないけども、安室さんは自分のことをかわいいもかっこいいも綺麗という、容姿に関しての優劣といった評価を何もしていないように思う。

あくまで作品を作るにあたって、自分自身の生まれ持ったポテンシャルを活かし磨き続けて、かわいい、かっこいい、クール、綺麗を実現してきているように思う。(だから容姿に対してあまり興味がないから私服がいつも同じだったり、、、、物持ちが良かったり、、、、自粛)

ナレーション:歌わない1年が25年間の活動の大きなターニングポイントになったと言います

Q. 人気絶頂の時に自分が今一線から身を退けるとき不安もあるじゃないですか。また戻ってこられるだろうかとか。何を一番大事にして決断をしてこられたんですか?

A. その時はあの1年休業させていただきますってでも何の迷いもなくその時も言って、その後にしばらくこうまるまる1年お休みさせていただいた時に急にこう不安になったりとか、やっぱりこう焦りが出てきてしまったりとかそういう時期があって。
でもこうあの1年がなかったらそういう焦りだったり不安だったりって言うのを自分であの時感じて、調節できる自分になれたのがその1年間だったので、その休んだ1年がなかったらその先に不安や焦りが出た時に自分で自分のことを信じてあげることができなかったりとか、ブレーキかけてあげることができなかったりしていたと思うので、あの1年間休んだ時は不安も焦りもありましたけど、あの時期だったからこそ今の考え方もやはりあったりもするので、すごく大切な1年間を過ごさせて頂いたなとは思ってます。

Q. とことんやっぱり自分と向きあって、

A. 向き合いました。初めて向き合いました。嫌って言うほど。でも1年間休ませてくださいって言ったのは自分だったので復帰するわけにもいかず、なんか焦りと焦っている自分と向き合ってまたさらに焦って、でも初めてとことん自分と向き合った瞬間だったのですごく何だろうひとつ成長したようなあの1年はそんな1年でしたね。



ナレーション:活動再開後安室さんが初めて作詞にも挑戦。生まれてきた息子への思いを歌い上げました。

Q. 息子さんの存在ってのは結構大きいものですか。

A. 大きいですね。何するにも息子がいての考え方だったので、なのでできるだけ歌詞とかも本当に注意して、変な言葉がないかとかそれは色々注意しながらはやっていたんですけど。

Q. どういう注意なんですか。

A. あの英語でなんかこうスラングがあったりとかよくないとか、やっぱりこう、

Q. 教育上よくないとか?

A. そうですね、はいそういうことは考えながら。私が何かしてしまうと彼が後ろ指さされてしまうって思いながらきちんと、いつかママの息子でよかったって言われるにはどういう仕事の姿勢で行けばいいのかとか、なんかそういうことも考えつつなんかこうやってきた感じがします。


昔、Twitterで「子供が生まれることで人間としてのステージが上がる、良いとか悪いとかではなく。」といったようなツイートを見たときに、自分には子供がいないけどなんとなくその意味がわかるような気がしたけども、でも実際にいるわけじゃないから実感したとは言えず、ステージを上げることは多分ないので残念だなと思っていたんだけど、ある一人の友人と出会ってことで、そのことを少し実感できる機会に恵まれた。

それは、「恥ずかしいと思われる生き方をしたくない、自分だけのために生きない。歳が親子ほどに離れている彼女に認められたい」という思いが芽生えたこと。彼女に出会って、大人として何ができるかという気持ちを抱き、自分のためだけに生きない生き方に少し触れたことで、これがもしかしたら人間としてのステージが上がることなのかもと思ったことを、安室さんのインタビューを見て思い出した。

印象的だったのが息子さんのことを「彼」と言ったこと。一人の人として見ているようなそんな感じがした。



ママ、めちゃんこかっこいいね。

ナレーション:その後安室さんがテレビ出演を減らしコンサートに活動を集中。ステージでしか見ることのできない圧倒的な唱力とダンスはさまざまな世代を引きつけてきました。

A. 自分に合っているものは何か、自分に必要なもの、自分が定めたゴールに対して必要なものは何か必要でないものは何かで引き算していった結果コンサートだけっていう感じに、わりと、究極の感じでしたね。
この25年間も歌いながら踊るっていうことはシンプルに変わっていないので、私自身も変わっていないし私が作っているステージがとにかく何の説明もいらずただただ楽しかったねっていうものを私が作りたかったので。

Q. そのシンプルさって、歌手としての安室奈美恵さんのシンプルさっての分かったんですけど、その人間としての生き方っていうのはどうなんですか。

A. すごくめんどくさい人間なのでそこがそこを本当はシンプルにしてたい。色々なことを考えてしまうのでよく考えないっていうのもひとつだよっていうを、そのよく言われるんですけど考えてしまうんですよねいろんなことを。やっぱり寝てても起きててもとにかく考えちゃうからそのシンプルに生きていきたいっていうのが割と理想だったりするので25年間かけて弾き出した答えがシンプルでいたいシンプルで考えてシンプルに楽しみたい。

私も〜〜〜〜〜。なんてニヤニヤしながらインタビュー見ちゃった。
小さい頃から親に考えすぎだからもっと気持ちを流していくことしないと、なんて言われて考えちゃうんだからしかたないじゃん!!!!なんて返したり、そこまで普通考えないしなど言われ続け、考えすぎるのが私なんだということに随分昔から自覚していたのに、何故か言われる度に無駄にそのことをまた考え始めてしまい、負のスパイラルに陥ったりしてあああもううう!考え過ぎバカ!なんて思いつつも、考えすぎな自分がめちゃんこ愛おしいかったりもするので、考えた先にやっと答えが見つかったときに頑張ったね!ともうひとりの私で褒めてあげてる。

寝ててもっていうのは、以前LIVEGENICのときに出演していたラジオで言ってた、ライブ会場に誰も人がいなくて会場を間違えちゃった夢だったりするのかな。

ちょっと話はそれるんだけども、最近「創造思考の技術」って本を読んでいて、脳の信号系は2つに分かれていて、第一信号系「反射」で第二信号系「思考」、第一信号系は非論理的、第二信号系は論理的にものごとを考え記憶に蓄積させていき、その思考を行き来させることで創造的思考へを結びつくということを説いている。反射というとパブロフの犬で有名だけど、それだけでなく、外的要因で反射的に考えたことも含まれていて、雑談も第一信号系となる。

第一信号系で得た思考の蓄積を論理的に構築していくときに、第二信号系がにょきにょき頭角を表し、そこで考えたことを表面化させるのが、第一信号系という、読んでみるとややこしいんだけども、常々「考える」ということは、頭の中でどうなっているのかを考えている時間が多かったんだけど、ここで書かれている第一信号系と第二信号系の話が妙にしっくりきて、以前読んだ「思考の整理学」に書かれていた考えを「寝かせる」といったことも、この本で書かれている第一と第二を行き来させる「間」というのは時間が関係してくるというのも一致していて、考えるということがようやく徐々にわかりつつある今日このごろです。

具体的な例を出すと、私の場合の安室さん思考がどう出来上がるかというと、第一信号系は歩きながら音楽を聴いたりすると色々を考えが脳内にふつふつとたまり始めて、それをノートに取ったりまたはTwitterで書いたして、それらが点となって記憶の中に散りばめられ、ある程度溜まってくるとそれらの点をかき集めて構築していくとブログ記事が出来上がるって感じ。

しかもこの本、1970年の本なのね。昔の思考系の本って今とどう違うんだろうかと思って、図書館からもらってきたんだけども、こういった話はたかが数十年で変わることはないんだねぇ。しかも今と全く似たような状況で「今どきの若いもんは何考えとるのか分からん」と年配の人が嘆いていたり、情報量が多くて大変。そのときどうするか、など書かれている。しかも、タイトル通り技術を教えてくれる本だから、具体的にどういった訓練が必要なのかまで書かれているからよくある啓発本より有益。

今は簡単に考えたことをアウトプットできるツール、Twitterが始まってもう11年になるんだけども、2007年ごろから使い始めていて、人とコミュニケーションを取るといったことから自分思ったことをアウトプットするといった使い方を自然としてくようになった。

書いて誰かに反応をもらって議論し、さらにまた話して考えを深まると思って続けていたけど、でもたかが140文字書いただけで満足してしまって終わりにしていた事のほうが多いと感じ、じっくりと1人で黙々と考え続ける時間の方がはるかに大事だということを心底感じた1,2年だったから、安室さん自身の言葉と声で「自分自身と向き合った大切な時間」のことを聞けて、この数年間安室さんを見ているだけじゃなくて、自分自身もちゃんと歩んで行けていたんだということを実感して、なんか答え合わせをしているような気分になった。

考えすぎてしまうからシンプルでいたいと話す安室さん。だからこそ、安室さんのやりたいことはすごく明確で、考えすぎた先にしかシンプルはないのかもしれないと思ったりする。安室さんだけではなく、AppleやGoogleだってとてもシンプルな形で存在している。

今となってはゴテゴテいろんな機能が付いてしまったiPhoneだけど、そもそもは直感で使えるユーザーエクスペリエンスを目指し説明を排除した。
こちらも今となっては、今日は何の日ロゴを見るときにしか訪れないGoogleのトップページは、昔も今も検索窓のみの設計。ユーザーのただ1つの目的を果たすために存在する検索窓。

また、デザインの話の中で、デザインは引き算とも言われていて、あれもこれも言いたいこと大文字にしていると読みづらいし、強調の色をあれもこれも使っていたら目がチカチカする。だからもっとも言いたいことはどれなのか定め、デザインしていくことが求められる。

目的を明確化するために多くを出し切って引き算していく。それが考えるということなんだよね。

以前にも書いたことあるんだけど、私は安室さん自身を好きだというのと同時に、安室さんを通して自分自身を見てきたんだということを心底感じたインタビューだった。日々考えて来たことが、安室さんの度重なるインタビューを通して、自分に置き換えて考えることができて、この人を好きでいて本当によかったなと思う。

ナレーション:そして、引退については。

Q. ダンスもキレッキレだし歌も完璧だしまだまだできるじゃんって本当に心から思ったんです。あの生涯現役っていうことはよぎらなかったんですか。

A. なんか生涯現役は自分じゃないのかなっていうなんかイメージでしたね。なんかこういう想像ができなかったのかなって感じがします。

Q. 揺らぐことはなかったですか。

A. なかったですね。すごく情熱を25年間注いできたものなのでものすごく大切な時間だったし、あの思うこともたくさんありますけど人生の中で考えたとするならば、通過点ですね。

Q. ピリオドを打つようなイメージではないんですか。

A. いや、ピリオドを打つイメージではあります。そうですね、25年にはピリオドは打ちますけど、それも冒険だったしピリオドを打ったその先も冒険なのでわりと私の中では。なのでピリオドを打ちますけど止まっている感じはないですね。

Q. その後にどんな世界が待っているかっていうのは…

A. あえて考えないですね。とにかく16日が今のゴール地点なのでそこめがけて何ができるかっていうのをせいいっぱい考えてやっていくっていう。多分ゴールに行った時に何か違うものがポンってもしかしたら目の前に現れるんじゃないかなとか、なんかいろいろそういう期待とワクワク感はあります。

あえて考えない。
考えないと決めているわけよね。
「16日が今のゴール地点なのでそこめがけて何ができるかっていうのをせいいっぱい考えてやっていく」

ってことはさ、まだ何ができるか考えてくれているんだよね?ね?
安室さん!!!
ハイレゾ出して!!!


NEWS ZERO

NEWS ZEROではライブの舞台裏が放送された。



かっこよかったね。
これの長いバージョンがHuluで放送されると思ってていいよね!



最終日さ、Showtimeめちゃんこ楽しくて、めっちゃはしゃいできたよ。



円陣



ってか超絶綺麗だよね!



水飲んでるってツイートしたら違うしーーーっていっぱいリプ来てた。吸入器だって。



下がDo Me Moreの衣装だ。歩きづらいからなのかな、このときはまだスカート履いていないんだね。



この景色、凄いよね。一人でこんなでっかい会場を埋め尽くして、さらに外では6000人ぐらいの人が音漏れを聞きにきていたんでしょ。
ってかさ、6000人ってどうやって見分けるのか超絶知りたいから誰か教えて。



走っているのをカメラが追ってる臨場感最高だわ。WOWOWの沖縄編集なんて、遠くからずっっっっっとカメラ切り替えずに編集していてなにかと思ったよ。発売する映像と差別化したいからなんて注文を受けて編集していたらまぁ仕方ないと思うことにしてる。



Finallyの歌唱がめっっっちゃくちゃ力強くて、ここの「強く」で前かがみになったときに、絶対にちゃんと聴かなきゃって思ったよ。冒頭、最初の歌詞の入りだしのときに、CDよりも明るい声の印象を持って、悲しい曲なんかじゃないって思いながら聴いていた。



終わっちゃったんだよね。

ところで9/16の件、そろそろどうにかしていただけないですかね。
何もやらなかった場合、「何もやりません」なんてわざわざ告知はないから本当にそれが困るんだけど、安室さんのMCを深読みすると「9/16以降私がステージに立つことはありません」が気になるのですよ。

もし6/3が最後ならば、「6/3以降とか、今日をもって」な言い方になると思うんだよね。ステージという言葉がポイントで、ステージ=何時も通りのコンサートはもしかしたら終わりで、テレビや数曲だけ歌うどこか公の場所が用意されていて、要は歌う・踊る場所をステージと捉え、6/3を最後のステージと言い切らずに、9/16以降、ステージ立つことはないと話しているように思う。

皆が望んでいるのはコンサートとしてのステージなわけで、最後沖縄でというのがおそらくもっとも期待されている9/16だと思うだけど、私としては正直言うとなんでもいいですよ。ただ、どういう形が最後なのかをいち早く知ることで気持ちの準備をしたいんです。今日はこなかったな。明日あるのかな。別のニュースが来てはそっちかーーーとか。もうそういう気持ちがぽっと出てきてしまう状況が好ましくないのよね。

FinallyツアーのBD&DVDのリリースが発表されたばかりだから、しばらく何もなさそうな気もするけど、いきなりとんでもないニュースをぶち込んでくるのが安室さん陣営だから用心してよっと。いつまでもドキドキを絶やさせないその精神、勉強になります。でも特典じゃもうそそのかされたりしないかんね。

あ!そうだ!
肝心なこと書き忘れてた!
なーーんと!先週の土曜、6/2にブログがテレビデビューしましたーーーヽ( ̄▽ ̄)ノ
って私は実は録画していなくて、見過ごしてしまったんだけど見たって方がInstagramで教えてくれて、慌ててTwitterやYoutubeで検索してみたもののどこにも見当たらず、Twitterで見た人いませんかねぇ、、、なんてツイートしたら動画やキャプチャーを送ってくれたのだよ!!!






数ヶ月前にTwitter経由で、アド街ック天国の制作を担当されてる方から連絡があって
6/2にさいたま特集を行う際に安室さんがライブでさいたまポーズをしたという記事を番組で使いたいといった旨のDMが来たのですよ。
ちょこっとお電話でお話して、大丈夫ですどうぞどうぞということでお話は終わったんだけど、もしかして何らかの問題やもっと別にいいものが見つかってしまって放送されなくなるとかあるかもしれないじゃん。だからあまり大きな声では言わなかったのよね。自分が一番半信半疑だったしさ。6/2会った人にも言わなくてあとで何で言わないんですか!って怒られたから、だって前日のブログに書いたからいいかなって切り替えしたらブログ読むの怠っていましたすいませんって言ってくれたw今度そういうのがあったらちゃんと言うね。

自分が作ってきたものがこうテレビでお目にかかれる日が来るとは思いもよらず。
読んでくれる人がたくさんいて、検索結果上位に上ってきたからこそテレビの方に見つけてもらえたんだよね。本当にありがとね。


【引退にまつわるインタビュー番組を見ての感想】
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