安室さんのいろんな曲の聴き比べ - Hero, CAN YOU CELEBRATE?, I WILL - Twitterボットはディーバの夢を見るか

安室さんのいろんな曲の聴き比べ - Hero, CAN YOU CELEBRATE?, I WILL

2017/03/01 17:33

Heroの情景って記事を書いてからというもの、楽器の音色が綺麗なプレイリストを聞いていてその時にも書いた、Heroに流れるサビのバイオリンの音がインストと声入りだと聴こえ方がだいぶ異なっていてなんだか分からないけどこの音が好き。ってところから、サビで繰り返される声の伸びの繰り返しをインストと声入りを交互に聴いていたら、ふと安室さんの声の伸びとバイオリンの伸びがリンクした。

あーそっか、インストで聴こえていたバイオリンの役割が安室さんの声に移ったからバイオリンの音が後ろの下がって声の装飾になったのかも、と。伸びの音ってなんで好きなのかなって思ったらそこに風を感じるからみたいで、ジャケ写に映り込む髪の毛がややなびくほどの風が吹いている。

それに安室さんの声を楽器に例えたら何かなーなんて思うとピアノ!とずっと思っていたから、バイオリン(というか弦の音)を感じれたのは初めてでとっても嬉しい。好きなね、女性ボーカリストの人の声がチェロっぽいんですよ。異なるタイプのボーカリスト同士だけど、いつか安室さんからもチェロっぽいと思う曲に巡り合えたらいいなぁ~。ってすでにあったりして…。

インストと声入りを交互に聴くと今回みたいにふとなんか気付く時ことがあってそれが楽しくてプレイリストを作るんだけども、聴いているうちに歌声の聴き比べをしたくなってしまうようで、1週間ぐらい前に作った11曲のプレイリストが今では31曲になってしまった。(キャンユーはこれ以外にも入れたいのがあるけど多すぎて全然先に進まないから最近のだけ)

Heroの控えめなバイオリンを気に入ってしまってから、Balladaキャンユーのバイオリンがうるさくて仕方がない。最初聴いた時にもバイオリンの音デカッ!って思ったんだけどもしばらく聴いていたらまぁこれぐらいもありだななんて数年間思っていたの。

Balladaキャンユーって今までのキャンユーと違ってとっても声が可愛らしくて、柔らかいんだけどそれだけじゃなくて可愛いというか幼さを演じているというか、その声にめちゃカッタイ音のバイオリンの音色が乗ってくるからそのギャップがあまり好きになれない。でもまぁfeat.葉加瀬太郎なわけだから主張されているのが当たり前っちゃ当たり前か。インストがあればアカペラ作れるのに残念だなぁ。

そして、今まであまり聴いてこなかったI WILLを熟聴きしているんだけども、なんとまぁ素晴らしいんでしょ。インストのストリングスがめちゃくちゃ素敵。今まで聴いてこなかったのがほんとに勿体無い。シングルとLOVE(ハート)ENHANCEDの違いが分からなくてまだ聴き足りなくて、LS2014の「言葉にできないこの思いを」の「この」と「思い」と、「君は安らぎと共に」の「と」と「共に」の間にちょっと間があってその歌い方が好き。

安室さん自身が書いた詩をどんな音で表現したかったのかを知りたくなり、当時のインタビュー記事ないかなーと今まで買った雑誌の切り抜きを探してたらちゃっと持ってた。偉い。(じゃなくて買った時にちゃんと読んどけ)

生楽器が好きで、もっと思いっきりストリングの音を入れて欲しいとオーダーしたなど、安室さんのアイディアでコーラスを全て自身の声にしたとも書いてあった。そして、「私には音楽という表現方法しかないし、音楽で表現することによって自分がすごく楽になる」と。

私はこの歌をリアルタイムで聴いていたわけじゃないから、ファンへのメッセージとして聴くにはかなり遅くて、きっと今でもそう思ってはいるだろうなぁぐらいでしかなかったから、当時からのファンの人がちょっと羨ましくもあった。
(以前I WILLについて書いたことがあるのでお暇な方はこちらをどうぞ。LS2014の大阪ライブでこのツアーで最初のI WILLが披露されたときに、安室さんが泣いていたという話を聞いた後に書いた記事。この頃ってなみーって呼んでるのよね、恥ずかしい…。でもなんで昔の記事でなみーって書かれているのを読むと気恥ずかしいんだろう。I WILLについて語るとき、私の思うこと - Twitterボットはディーバの夢を見るか
でも、インタビューを読んだりずっと繰り返し聴いていたら曲からいろいろと感じることができた気がする。特にこの言葉。

言葉にできないこの思いを、
歌い続けたいから。

歌は主に言葉で綴られ、特にI WILLはファンに向けたメッセージソングだからファンに対しての気持ちを歌われる中で、言葉にできない思いをも歌うということは、音楽は歌詞にだけ思いがあるわけじゃないということを、インタビューとかではなくて音楽という表現の中で伝えてくれていることにも意味があって、楽曲にも、MVにも、皆が魅了されるライブにその答えがある。どんな歌い方をするのかどんな踊りをするのか、手の仕草だったり笑ったり険しい顔したり。きっと受け取り方は人それぞれ。

正しい理解かは分からないけど、安室さんの思いを曲を聴くことやライブに行くことで私なりにも受け取れている気がする。その中で、たった一つだけ、気に食わないことがある。それはラブストで本来歌う個所を徐々に削っていくこと。

2013年のFEELツアーでイエスサムディが削られ、去年LS2016-2017で、それもツアーの途中でその後のフェイクを削ってきた。たった2箇所だけど、その削った意図が自分なりにいろいろ考えたことがどうしてもマイナス面にしか捉えられなくて、声を休ませるためだったとしても、ならば曲ごと差し替えればいいではないか。削ってまでラブストを歌う理由が知りたい。何故嫌なのかって、あの部分なら削っても歌に差し支えないって思っているから削ってる気しかしない。あそこだってラブストの重要な一部なのに。って長くなるからやめるけど、ラブストのイエスサムデイをもう一度ライブで聴きたい。

それと、今でも生楽器が好きならばツアーでストリングス隊連れてきて。巨人を演じさせるためにパフォーマーをツアーに連れて行っているんだからストリングス隊だって大丈夫でしょ。それにガチャで大儲けしているんだしさ!!!

ズドーーン!
そういえば、長野に遠征したときにめちゃ近くで巨人見れて結構感動したんだけども、こういう演出されると安室さんを見るのを忘れちゃうから困りものよね。

って、他の聴き比べ曲もたくさんあったのにHero、キャンユー、I WILL、ラブストの文句だけになっちゃった。
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